弊社は、大正12年に阿部喜千代が「大正鉄筋コンクリート工業所」として名古屋で個人創業し、昭和5年の法人改組を経て令和5年3月5日に創立100周年を迎えることができました。

長きに渡り会社を継続できたのは、今日に至るまで1万人を超える歴代従業員の尽力と、弊社をご愛顧いただきました数千社のお取引先様のおかげであると、感謝致しております。

関東大震災、第二次世界大戦、バブル崩壊、阪神・淡路大震災、東日本大震災、コロナ禍といった、未曽有の困難に見舞われた100年間、決して平たんな道のりではありませんでしたが、弊社は創業時より手掛けてまいりました鉄筋コンクリート造煙突の築造を中心に、日本経済の発展に貢献してきたと自負しております。

また、国際情勢において脱炭素化が叫ばれている昨今ですが、弊社におきましても再生可能エネルギー関連（バイオマスサイロ等の築造）の引き合いが増加しており、こうしたクリーンエネルギー関連事業におきましても、弊社の得意とするスリップフォーム技術で貢献していけると確信しております。

社内の基幹業務におきましてはIT化とデジタル化による業務の効率化を促進し、従業員に優しい会社として、今後も柔軟に対応していく所存でございます。

私たちは次の100年にむけ、従業員、協力会社の皆様、何よりもお客様の幸せのため、今後も社会のニーズに応えながら邁進していく所存でありますので、今までと変わらぬご愛顧とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

令和6年4月1日
阿部　豊