
田中さんと大谷さんの座談会

総務
田中さん、職人のお仕事はいつから始めましたか?

田中
一番のきっかけは父親です。父が職人をやっておりまして、15、16歳の頃から手伝いが始まり、18歳を過ぎてから本格的に職人としてスタートしました。
そのころは、基本的な建設作業全般を担当していました。

総務
16歳から建設の仕事に携わっていたのですね。
大谷さんはいかがですか?

大谷
だいたい20歳くらいから建設の仕事を始めました。
当時、今は引退された職人の先輩方と一緒に作業させていただいており、大正鉄筋の方々と一緒に現場作業をさせていただいたのが縁で当社へ入社しました。

田中
私も大正鉄筋の現場監督さんとお知り合いになって、色々な現場で一緒に仕事をさせてもらっていたので、それがきっかけです。
当時から大正鉄筋の職人さん含めて良い仕事ができていたので、その辺は信頼関係がありました。

総務
現場での繋がりから、当社に入られたのですね。
前職では、鉄筋工事など特定の作業に特化したお仕事をされていましたか?

田中
いや、自分は違いますね。いろんな作業を担当していました。
今と変わらず、様々な建設作業に携わってきました。

大谷
私もだいたいほぼ一緒ですね。

総務
弊社は多能工というマルチプレーヤー型ですが、専門特化型の職人さんの方が多いのでしょうか?

田中
そうですね。やはり、型枠なら型枠、鉄筋なら鉄筋という専門職の方が多いと思います。多能工として、色々な工種をこなせる職人さんは少ないかなという感じがしています。

総務
多能工についてですが、他社と当社との違いはありますか?

田中
前の会社では、主に「とび」の仕事が中心でした。足場を組むなど、機械の解体などしてました。基本は「とび」が主体で、それに加えて他の作業も行うという形でした。「多能工」という言葉自体、この会社に来て初めて聞きました。

総務
なるほど、「多能工」はあまりメジャーではないのですね。入社されてから、特に難しかったお仕事はありますか?

田中
私は入社1年目ですが、当社は技術的な面で分からないことは聞けば教えてもらえますし、自分ができない部分は周りの人がカバーしてくれるチーム力がとてもいいなと感じています。

大谷
私の場合は、全ての作業が難しいと感じています。
足場、鉄筋、コンクリート、溶接、どれも簡単ではないので日々の勉強が大事ですね。

総務
ありがとうございます。
お仕事の一日の流れを教えてください。

田中
8:00 朝礼 KYミーティング(危険予知ミーティング)
10:00 30分の休憩
12:00 1時間の休憩
15:00 30分の休憩
16:30 片付け開始
17:00 帰宅
上記のスケジュールが一般的です。

総務
ありがとうございます。
印象に残っている現場や仕事はありますか?良い意味でも悪い意味でも。
印象に残っている現場や仕事はありますか?良い意味でも悪い意味でも。

大谷
良い意味では、例えば名古屋の施設の工事ですね。
遠くからでも見える建物を作れるというのは印象に残ります。
一般の方からも見える場所で仕事ができるというのは特別な感じがします。

田中
高所作業では、ヒヤッとすることは何度もありますね。
でも、そういう緊張感は大切で、慣れすぎるのも良くないと思います。

総務
高所作業は本当に怖いですよね。私は高所恐怖症なので本当に尊敬します。
大正鉄筋の良いところはどんなところですか?

田中
やはり人間関係が良いですね。
できないことをみんなでカバーし合える。
分からないことは聞けば答えてくれるし、休憩時間でもリラックスして話ができる。
1から10まで教えるわけではないですが、必要なことは教えてくれます。
例えば、1年目の人でも、作業に入る時は経験者と一緒に組んで、みんなで段取りを考えながら進められる、そういう環境があります。

総務
最後に、応募される方へ一言お願いできますか?

大谷
楽しい職場で、すぐ馴染みやすい環境がありますので、一緒にがんばっていきましょう!!

総務
今日はインタビューありがとうございました。